今回は、食堂と居間・台所の繋がっている型の長所と・欠点
を書きます。
LDK型の長所は一部屋で食事を作り、食べ、くつろぐと
いう行為が出来てしまうことです。
大家族の家や、
アパートや
マンションなどに多く見られる
タイプですが、面積の割りに広々とした空間が得られ、
モダンでアットホーム的な雰囲気となり、多少散らかるの
を気にしなければ最適な型だと思います。
しかし最近の家族は生活パターンがそれぞれ違ってきて、
食事やくつろぎの時間がばらばらになってきています。
そのため、家族全体で動ける(
子供が小さい、一家が同じ職
業等)場合は非常に良く機能するタイプですが、子供が大き
くなったり、家族の職業等がばらばらな家庭には不向きな
型と思います。
LD・K型は、子供も大きくなり余裕が出てきた家族に適
」した間取りで、広いリビング・
ダイニングでホームパーティー
を開いたり、近所の奥さんたちと
お茶をする時に台所の中
が見えず、いらぬ好奇の目にさらされない利点があります。
しかし、配膳スペースや食堂との間の距離が離れるため料理
を運ぶための
ワゴンや家族の協力が必要となります。
又食事中にお客さんが来た時、応接室があればよいのですが、
ない場合には困ったことになります。
現代では、食事中にお客さんが来ることはめったにないので
すが、家族の時間帯がまちまちな場合、食事中の家族と来客
が鉢合わせすることも考えられます。
又、台所でのにおいに関しては良いのですが、家族団らんの
焼肉やなべなどの匂いはずっと残る結果となり、不快な感じ
が残ることもあります。
その他に、冷暖房費の非効率化やTVやステレオの同時使用
不可などありますが、それを補って余りある空間の広々感が
あります。
L・DKタイプは、面積が少なくて済み、サービス動線が少
なくて済み、主婦(主夫)の団欒の参加が可能になるなどの
長所がある。
また、家族にサービスする側とされる側と言うような差別感
がなくなる。
子供や男性(女性?)が気軽に家事に参加でき、格式ばない家
族的な雰囲気が出来上がる。
そして常に家族の目に触れるため、台所がきれいに清潔に保
たれると言う効果も得られる。
しかし、食事スペースから台所が丸見えになり、特に料理の
後片付けが終わらないうちに家族が着席するとその自然な席
順から言って調理した人は流し台の散らかりが見えず、それ
以外の人が流し台の散らかった風景を見ながら食事をするこ
とになる。
又、調理の際に出た匂いや、煙が残った状態での食事となる
等や、冷蔵庫、湯沸かし器、換気扇、水道の音などの騒音に
も気をつけなければならない。
このタイプに適している家族は、少人数の家族、共働きの家族、
幼児の居る家族などに適した型と言えるでしょう。
L・D・Kに関しては、このブログの対象者には居ないと思
いますので書きません。
今までのLDKのタイプは全部西欧の生活観を表した間取り
ですが、日本的な間取りとして「茶の間」と言う融通無碍な
部屋があります。
昔は、みんな茶の間で食事をし、TVを観、
ちゃぶ台で宿題
をし、
お母さんは繕い物をし多空間があったんです。
ちゃぶ台をたためば、寝室に変わる様な非常に便利な部屋が
あったのですが、いす式の現代ではなかなか見られませんし、
私は今まで設計したことがありません。
次回は、食欲の湧くインテリアについて書きたいと思います。